マンション居住者にとって大切なことは、そのマンションが長きにわたり、安全で快適に暮らせる建物であること。 マンションは、時間と共にどうしても、外壁や構造躯体、屋上防水などが劣化します。しかし適切なメンテナンスを行う事で、マンションが建てられた時と同じくらいの機能を維持したり、劣化したものを回復し、さらに性能を向上することも可能になります。 つまり、リニューアル次第で、建物の寿命を伸ばすことができます。そうした修繕工事を行うにあたり必要なのが、事前の建物調査診断です。 建物調査診断とは、マンションの外部内部設備をくまなくチェックして、現状の劣化具合や不具合について調査することです。それによって、修繕の根拠・目安となるデータを取ります。 マンションの大規模修繕工事については、まずこうした事前の建物診断調査を行います。株式会社ファーマでは、3つの点を調査診断のポイントとしています。
1)危険箇所の発見
剥がれ落ちたタイル、ひび割れたコンクリートなど、そのままにしておくと大事故になる箇所を見つけます。
2)建物の長寿命化につながる劣化の発見
建物調査診断は人間の健康診断と同じです。劣化しているところを早く見つけそこを適切に修繕する事で、建物の長寿命化を支えます。
3)美観上の問題の発見
いつまでも快適に、そして人が歳を重ねて味わいが出るように、適切な修繕を行う事で、時間と共に建物も風格を纏うことができます。そのために必要な美観の修繕ポイントを的確に調査します。 株式会社ファーマでは、建物住宅の劣化不具合の状況を把握し、大規模修繕の実施時期や内容の 検討に役立つデータを提供します。 また、調査診断をすることで、修繕内容を把握するだけではなく、例えばすでにある修繕の見積書を検討する上で、その工法、修繕に使用する材料や素材などが適切かを判断することができます。また修繕に必要な概算工事予算についても、根拠を持って同意形成することに役立ちます。